同一スタッフが初めから終わりまで、ひとつひとつ丁寧にアドバイスいたします。
法律的には医師による死亡診断書または監察医による死体検案書の発行をもって確定します。
その際、受け取った診断書等の故人名や生年月日、死亡時刻などを確認しておきます。
※後程、診断書を当社スタッフがお預かりして死亡届の手続きを代行いたします。
現在、多くの方は最後を迎えられる場所が病院です。亡くなられた場合、通常あまり長くは病院にいることができません。亡くなられてから看護師による清拭処置が終わり、病院を出られる時刻を聞いて葬儀社に依頼の電話をします。
※お迎えにあがるまでの時間は距離にもよりますが、最低1時間ぐらいの猶予をお持ちください。
担当者より到着予定時刻をお伝えいたします。
その際、下記のことをあらかじめまとめておくようにします。
※枕飾り等をする場合の用意がございますので、お分かりの範囲でお伝えください。
【ご自宅にお帰りの場合の注意事項】
※最近では住宅環境や諸事情でご自宅に帰れないケースが多くあります。その際はご遠慮なく当社へご相談ください。
通常は頭を北か西にしてご安置します。これは一般的に仏式においてお釈迦様が亡くなられたときに頭を北にし、顔を西に向けられていたことからその方角に足を向けないようにと言われたことからきています。
よってすべての宗教に共通するものではありません。それぞれの宗教に応じてお参りの支度などを当社がいたします。
ご安置終了後、もしくは時間をあらためて、どのような形でお葬儀を執り行いたいのか、式場や、人数(規模)等をお打ち合わせさせていただきます。
【はじめにしていただくこと】
※当社スタッフが順番にお話をさせていただきます。
遺族および近親者で化粧(病院などでやってくれることが多い)をし、故人をお棺に納めます。それぞれの宗教儀式や地域慣習に沿って執り行います。白装束(死装束)などのお旅立ちの仕度を見られたこと、聞いたことがある方はいらっしゃるかもしれません。これは多くの仏式にて行われる形で、経帷子(きょうかたびら)等のことです。ただし、浄土真宗についてはこの旅仕度をしません。これは亡くなった方(死)への基本的な考え方の違いによるものです。その後、故人をみんなで支えながらお棺に移動します。
※最近では葬儀社が病院等から直接お預かりするケースも多々ありますので身内でご納棺をするのではなく葬儀社に任せることもあります。神道においては御浄衣といって仏式に似た形の白装束があります。キリスト教や無宗教などは、故人の衣服そのままで納めます。お棺の中には副葬品といって故人愛用の品や嗜好品を入れられます。
しかし現在では、不燃物やダイオキシン等の環境問題もありますので、お棺の中に入れるものは厳選して納めるようにします。副葬品については当社スタッフにおたずねください。
開始時刻は18時が一番多く、遺族・親族は1~1時間30分前に集合します。受付などのお手伝いをされる方は1時間前位をめどに集合します。 受付の手順、ご遺族の皆様への通夜の流れなどの説明はスタッフよりさせていただきます。
【一般例】
開式読経焼香
※仏式通夜の場合、通常40分~1時間程度です。その後は通夜振る舞い(食事)をし、多くは20時30分位で終了、解散になります。東京エリアは宿泊不可の式場が多く宿泊できたとしても昔の自宅葬のように線香を絶やさずお守りをすることは難しくなっています。(火器使用上、消防署等の指導があるため)
遺族・親族は1~1時間30分前に集合します。受付などのお手伝いをされる方は通夜の始まる1時間前位をめどに集合します。
【一般例】
開式読経焼香お別れ(お花入れ)遺族代表挨拶閉式出棺
※式中に葬儀のお経に続いて初七日法要のお経、弔電拝読、弔辞をいただく場合もあります。(最近は簡素化が進んでおり、弔辞をいただくことは個人のお葬儀であまりありません。)
故人が火葬炉に入り、炉前で焼香をします。その後、控室に移動し火葬終了を待ちます。 火葬時間は火葬場によって異なりますのでスタッフへお問い合わせください。
火葬中は簡単な飲食で待つ場合と食事をするケースがあります。
火葬終了後、遺族・親族で収骨(骨壺にお骨を納める)をします。
一部の宗派を除き2人1組でお骨を箸で挟み合って骨壺に納めます。
皆様が済みますと火葬場職員が全てのお骨を納めてくれます。その際、埋葬許可証(墓地に納める際必要な書類)を骨壺に入れてくれますので忘れないようにしましょう。
本来は亡くなった日から数えて7日目に執り行う法要ですが現在は式場を利用する関係で7日に満たない場合でも親族がいる葬儀の日に続けてすることがほとんどになりました。
法要時間は30分くらいが多いです。その後、一般的に精進落とし、お斎(オトキ)と呼ばれている食事をします。この場では故人を偲ぶとともにお手伝いいただいた方々への労をねぎらう場です。
遺族は葬儀が終わってから、ひとまず送り出したことの区切りの中で体調をくずしてしまうこともあります。故人亡き後のいろいろな諸手続等もありますが無理をせずお過ごしください。当社は誠意をもってお手伝いさせていただきます。